X(旧Twitter)にて、Samsung Mobile公式アカウントが次期Foldシリーズの “匂わせ” をしました。しかも「Ultra」の匂わせをしています。今回は公開された画像からわかる特徴を見ていきましょう。
まずはXの投稿から考えられるものを整理していきます。
この文章は2要素で構成されています。1つ目は「Meet the next chapter of Ultra」、2つ目は「#GalaxyAI」です。
先に後者の「#GalaxyAI」はそのまま、昨今のハイエンドスマホは何らかの機能に対しAIによる最適化を行うというのがトレンドなので、タグとしてはそれほど重要視するものではないと考えます。
前者の「Meet the next chapter」は「次の章へ進む」という意味でRPGをしたことがある方はわかりやすいですね。気になるのは「of Ultra」の部分。ofは日本語で言うところの「~の」という助詞に該当し、その後ろに続く単語の橋掛けをします。今回橋掛けをしたのは「Ultra」。Galaxyにおいて「Ultra」を冠したスマホは「Galaxy S25 Ultra」のような一般的な形状のスマホのみであり、Flip、Foldいずれの折り畳み端末でも冠したことはありません。このことから、次期Foldの名称は「Galaxy Z Fold7」のさらに上位モデルとして「Galaxy Z Fold7 Ultra」というものになる可能性が浮上してきました。
・・・が、名称はそのままかもしれません。次の章で解説します。
まずはプレスサイトの本文をご覧ください。

要約すると、「生活の様々な場面で人が考えなければならないことはAIが代わりに行い、人は自分のやりたいことに集中できるようになる。」ということになります。GalaxyのAIが人に代わって生活を豊かにする、これこそがGalaxy Ultraであると強調しています(Galaxy Ultraは造語と思われる)。ページ下部にも「#Galaxy Z Fold7」と記載しているため、「Ultra」の名を冠すことはないものの、AIがより人間の生活に馴染んでくるといったことを示唆しているものと思われます。

【折り畳み時】
サイズについては分かりませんが、アスペクト比は前モデルのGalaxy Z Fold6と近しいと思われます。また、四隅の角の傾斜もそれほど変更はなさそうに見えます。
個人的にはOppo Find N5やPixel 9 Pro Foldのような角丸としていない無骨な感じにとても惹かれます。

【展開時】
展開時も大きく前モデルからの変更点は少なそうです。ここまでの内容であれば安くなる前モデルの購入で良いかなと思いますが・・・

【90°折り曲げ時】
厚みが全く見られません・・・。実はGalaxy Z Fold6の後に薄さを追求したGalaxy Z Fold Special Editionというモデルが発表されています。それよりもさらに薄く、Samsungの本気具合を感じます。
薄いということは軽量化も成功していることと考えられますが、同時に犠牲にされる可能性が高いのがバッテリー容量です。最も電力を消費するのはディスプレイと言われている中、前モデルの4,400mAh以下にもしなった場合、実用に耐えうるのか、という問題が発生します。この点は正式発表に期待しましょう。
Galaxy Z Fold7は7月に発表・発売が見込まれています。Xでも次世代モデルへの期待の声が膨らんでおり、筆者もドキドキしながら正式発表を待ちたいと思います。
X上でOnLeaks氏はGalaxy Z Fold7のレンダリング画像を公開しています。こちらも参考に期待に胸を膨らませましょう。